Vol.7 何を認める?(その2:成果を認める)

「自己肯定感」という言葉が、すっかり一般的になりました。
それだけ、自分自身を前向きに捉えて認めることが難しいと感じている人が
多いのかもしれません。

実のところ、
自分を認めるのが苦手な人は、
他人を認めることが下手です。

自分よりあなたはすごい、という言い回しで褒めます。


人と比べることもなく、
ありのままの自分や他人を、そのまま認める力を
コーチは磨いていきます。

それぞれがそれぞれの環境下で
目指すところに向かって挑戦しているなら、
その姿勢だけでも認める価値がありますね。

その上で、素晴らしい結果に到達したなら、
必ず大絶賛ですね!
めいっぱい賞賛の言葉がけをすべきです。

他の誰かに褒められなくても、
自分で自分を褒めることが大切だと言いますが、

やはり他者から「よくやったね!」と褒められることは、
とても嬉しいし、
人から具体的に認められてこそ
自分自身を認めることができます。
自分の姿は自分では見えないのですから。

認められた経験がある人は、その感動を知っているので、
他人にも同様に認める言葉をかけたくなります。

一方で、認めらた経験の薄い人は、
人を認めることが苦手です。悦びを十分に知らないからです。

そういう人のほめ方は、
「自分にはできないけれど、あなたはすごい」と、
自分を引き合いに出して比べて言います。


他の誰かと比べる必要はなく、ただ認めて褒めるだけで十分です。

シンプルな言葉で、素直な感情をのせて、成果を称えましょう。

自分を認める、他人を認める。
この自然な行為がシナジー効果となって
未来を豊かにする環境ができていきます。

一人ひとりが認める言葉を宝にして、
次に向かうエネルギーを高めることでしょう。

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