Vol.6 何を認める?(その1)

コーチングは質問型のコミュニケーションだと言われますが、
質問以上に大切なスキルがあります。

それは“認めるスキル”。

“アクノレッジメント”または“承認のスキル”とも言われます。

認める=ほめる、だけではなく
何より大事なことは

「存在を認める」こと。

あなたがそこにいることがわかっているよ、という態度や声掛けをすることです。

その最たるものが挨拶ではないでしょうか?

あなたは挨拶されて返してもらえなかった経験はありませんか?
そのとき、どんな想いがしたでしょう?

無視された、いないものとして扱われた、
そう思うと、

寂しい気持ちになったり、
ときには腹が立ったり、

もしかしたら、
二度とその人にはことばを自分からかけるのはやめよう、
と思ったかもしれません。

挨拶をビジネスマナーとして扱うことがありますが、
実はそれ以前の問題、
存在自体を認めるか否かといった
人との関わりの基本として見過ごせないものだと
私は感じます。

自分から挨拶をする
先に挨拶されたらすぐに返す

これが当たり前にできない職場を想像してみてください。

殺伐とした冷たい空気を感じませんか?

お互いを認め合うのは能力以前に
「存在自体を認め合うこと」が大事。

それなくしては、
どんなに精鋭ぞろいのチームでも
信頼関係に基づいた豊かなゴール達成はあり得ないでしょう。

だからまずは自分から、
「おはよう!」の挨拶を。

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