コーチングは質問型のコミュニケーションだと言われますが、
質問以上に大切なスキルがあります。
それは“認めるスキル”。
“アクノレッジメント”または“承認のスキル”とも言われます。
認める=ほめる、だけではなく
何より大事なことは
「存在を認める」こと。
あなたがそこにいることがわかっているよ、という態度や声掛けをすることです。
その最たるものが挨拶ではないでしょうか?
あなたは挨拶されて返してもらえなかった経験はありませんか?
そのとき、どんな想いがしたでしょう?
無視された、いないものとして扱われた、
そう思うと、
寂しい気持ちになったり、
ときには腹が立ったり、
もしかしたら、
二度とその人にはことばを自分からかけるのはやめよう、
と思ったかもしれません。
挨拶をビジネスマナーとして扱うことがありますが、
実はそれ以前の問題、
存在自体を認めるか否かといった
人との関わりの基本として見過ごせないものだと
私は感じます。
自分から挨拶をする
先に挨拶されたらすぐに返す
これが当たり前にできない職場を想像してみてください。
殺伐とした冷たい空気を感じませんか?
お互いを認め合うのは能力以前に
「存在自体を認め合うこと」が大事。
それなくしては、
どんなに精鋭ぞろいのチームでも
信頼関係に基づいた豊かなゴール達成はあり得ないでしょう。
だからまずは自分から、
「おはよう!」の挨拶を。